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中古のダイハツ トールを探していて、「前期と後期って何が違うの?」と手が止まった方も多いはずです。
結論から言うと、トールの前期と後期は2020年9月のマイナーチェンジで分かれます。顔つきが変わり、カスタムに電動パーキングブレーキと全車速追従ACCが付いたのが大きな違いです。
この記事では、型式と年式の見方、改良ごとに何が変わったか、中古で前期と後期のどちらを選ぶかが分かります。
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トールの型式は2つだけ|M900SとM910S
まず型式から見ていきましょう。トールの型式は、2WDがM900S、4WDがM910Sの2つです(ダイハツ公式)。
| 型式 | 駆動方式 | 設定のあるグレード(2026年8月31日改良後) |
|---|---|---|
| M900S | 2WD(前輪駆動) | X・G・Gターボ・カスタムG・カスタムGターボ |
| M910S | 4WD | X・G・カスタムG(NAのみ) |
『前期と後期で型式が変わるんじゃないの?』と思いますよね。
実は、トールは2016年11月の発売から一度もフルモデルチェンジをしていません。だから、前期でも後期でも型式はM900S・M910Sのままなんです。
- トールの世代は初代だけ(2016年11月〜現在)
- 型式は前期・後期とも、2WDがM900S、4WDがM910S
- 前期と後期は「2020年9月のマイナーチェンジ」の前か後かで分ける
ルーミー・ジャスティとの型式の違い
トールはダイハツが作っている本家で、トヨタ ルーミーとスバル ジャスティは兄弟車(OEM)です。
ルーミーの型式はM900A・M910Aで、末尾が「A」になります。
末尾が「S」ならダイハツ版のトールです。兄弟車の見分け方はトールとルーミー・ジャスティ・タンクの違いで詳しく比べています。
トールの年式と改良の歴史を一覧で
トールの「歴代」は初代の1世代だけです。そのかわり、一部改良とマイナーチェンジを何度か重ねています。
| 時期 | 区分 | 主な中身 |
|---|---|---|
| 2016年11月 | 発売 | ルーミー・タンク・ジャスティと同じ時期に登場 |
| 2018年11月 | 一部改良 | 予防安全をスマートアシストIIIへ。グレードを整理 |
| 2020年9月 | マイナーチェンジ | フロントデザインを変更。カスタムに電動パーキングブレーキと全車速追従ACC |
| 2021年6月 | 福祉車両 | シートリフトを設定 |
| 2022年9月 | 一部改良 | 法規への対応が中心 |
| 2024年12月 | 一部改良 | 9インチディスプレイオーディオとバックカメラを全車標準に |
| 2026年8月31日 | 一部改良(現行) | スマートアシストの検知対象を拡大、サイド・カーテンエアバッグを全車標準など |

前期と呼ばれるのは2016年11月から2020年8月頃まで、後期は2020年9月以降のモデルです。
ここが大事なところです。
後期の中でも、2024年12月と2026年8月31日の改良で装備が変わっています。「後期ならどれも同じ」ではないんです。
それぞれの改良の中身は、トールの一部改良・マイナーチェンジで何が変わったかで年ごとに詳しく見ています。
2020年マイナーチェンジで何が変わった?
前期と後期を分ける2020年9月のマイナーチェンジは、見た目と運転の装備の両方に手が入りました。
- フロントデザインの変更(顔つきが変わった)
- トール カスタムに電動パーキングブレーキを採用
- トール カスタムに全車速追従ACC(停止保持付)を採用
このマイナーチェンジは、モデルチェンジとは違います。車体の骨格やエンジンはそのままで、見た目と装備を新しくした改良なんです。
だから、室内の広さやエンジンの力は、前期と後期で大きくは変わりません。違いが出るのは、顔つきと運転を助ける装備のほうだと考えておきましょう。
この時期に、トヨタ タンクがルーミーに統合されて販売を終えています。兄弟車の顔ぶれが変わったのも、このタイミングなんです。
『電動パーキングブレーキって、そんなに違うの?』と感じる方もいますよね。
信号待ちでブレーキを踏み続けなくてよい「オートブレーキホールド」とセットで使えるので、街乗りの疲れ方が変わります。ACCと組み合わせると、渋滞でも停止まで車が面倒を見てくれます。
例えば、中古車の店頭ではこんな会話がよくあります。
「この2台、見た目はほぼ同じですよね?」
「こちらは後期のカスタムなので、足元のパーキングペダルがないんです」
ACCと電動パーキングブレーキの使い勝手は、トールの全車速追従ACCと電動パーキングブレーキで詳しく見ています。
前期のカスタムは、パーキングブレーキが足踏み式です。全車速追従ACCが付いているかも、年式とグレードで変わります。気になる車があれば、運転席の足元とステアリングのスイッチを見て確かめてみてください。
前期と後期の見分け方
『目の前の車が前期か後期か、どう見分ければいい?』という方に向けて、見るところをまとめます。
- 車検証の「初度登録年月」を見る(2020年9月より前か後かが一つの目安)
- 型式がM900SかM910Sか、末尾がSかを確かめる
- フロントの顔つきを、後期の写真と見比べる
- カスタムなら、運転席の足元にパーキングペダルがあるか(ない=電動パーキングブレーキ)を見る
登録が2020年9月前後の車は、在庫車の登録がずれていることもあります。初度登録年月だけで決めつけず、装備も一緒に見るのが確実です。
中古車の「年式」は、多くの場合「初度登録年月」のことです。マイナーチェンジ直前に作られた車が、あとから登録されることもあります。迷ったら、販売店に「マイナーチェンジ前か後か」をはっきり聞いてみましょう。
4WDかどうかも型式で分かる
型式は、駆動方式を見分ける手がかりにもなります。M910Sなら4WDで、エンジンはNAです。
トールのターボは2WDだけの設定なので、「4WDのターボ」はありません。中古車の表示で「4WD・ターボ」となっていたら、記載ミスか別の車の可能性があります。
『雪国で使うから4WDがいい。でも坂道の力も欲しい…』という方は、ここで迷いやすいですよね。
4WDが本当に要るかは、トールの4WDは必要か|雪道と燃費の差で比べてみてください。

後期の中でも違う|2024年12月と2026年8月の改良
後期をもう少し細かく見ると、装備の違いが2回あります。
| 項目 | 2020年9月〜 | 2024年12月〜 | 2026年8月31日〜(現行) |
|---|---|---|---|
| 9インチディスプレイオーディオ | 設定による | 全車標準 | 全車オプション(純正ナビも選べる) |
| サイド・カーテンシールドエアバッグ | 設定による | 設定による | 全車標準 |
| ACC・電動パーキングブレーキ | カスタムに採用 | カスタム標準 | カスタム標準・G・Gターボはオプション・Xは設定なし |
| スマートアシストの検知 | 対車両・対歩行者など | 同左 | 対横断自転車・交差点右折時の対向車などを追加 |
『2024年12月以降なら、ディスプレイが付いていてお得?』と思いますよね。
実は、2024年12月から2026年8月までのモデルは、9インチディスプレイオーディオとバックカメラが全車に付いています。現行はオプションに戻ったので、中古で探すなら狙い目の一つです。
一方で、サイドエアバッグとカーテンシールドエアバッグが全車に付いたのは、2026年8月31日の改良からです。家族を乗せる方は、ここを重視して選ぶのもありですよ。
安全装備の中身はトールの安全装備|できること・できないことで見ています。
中古で選ぶなら前期と後期どっち?
結論から言うと、予算を抑えたいなら前期、運転の楽さを取りたいなら後期のカスタムが向いています。
- 価格がこなれていて、予算を抑えやすい
- 2018年11月以降ならスマートアシストIII
- 台数が多く、選べる幅が広い
- カスタムでも電動パーキングブレーキは付かない
- 走行距離が伸びている車が多くなりやすい
- 年数がたったぶん、消耗品の交換が近いことも
前期の中でも、2018年11月の一部改良より後の車は、予防安全がスマートアシストIIIになっています。前期を選ぶなら、ここを一つの線にしてみてください。
価格の差は、年式・走行距離・グレード・色で大きく変わります。具体的な相場の幅はトールの買取相場|年式・走行距離別の目安で、選び方はトールの中古車の選び方で詳しく見ています。
後期にも気をつけたい点はあります。年式が新しいぶん価格は上がりやすく、同じ予算なら前期より走行距離の短い車は選びにくいことも。
『後期のGなら、ACCも付いているはず』と思うのも早合点です。後期でも、G・GターボにACCと電動パーキングブレーキのオプションが用意されたのは2026年8月31日の改良からです。
売る時のことも考えるなら、前期と後期でどれくらい値段が違うかはトールのリセールバリューで見ておくと判断しやすいですよ。
- 予算重視:2018年11月以降の前期
- ACC・電動パーキングブレーキが欲しい:2020年9月以降の後期カスタム
- ディスプレイ付きを安く:2024年12月〜2026年8月の後期
- 安全装備を最優先:2026年8月31日以降の現行(新車・未使用車)
条件が決まったら、在庫を年式とグレードで絞って比べてみると、相場の感覚がつかめますよ。
新車で現行を検討するなら、値引きの考え方はトールの値引き相場と限界額を見てみてください。カスタムと標準のどちらを選ぶかはトールカスタムと標準の違いで比べています。
トールに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
トールへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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| サービス開始 | 2007年 |
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| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。
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よくある質問
トールの型式は何ですか?
2WDがM900S、4WDがM910Sです。2016年11月の発売から型式は変わっていません。トヨタ ルーミーはM900A・M910Aで、末尾の文字で見分けられます。
前期と後期はいつで分かれますか?
2020年9月のマイナーチェンジで分かれます。それより前が前期、後が後期です。年式表記とずれることもあるので、装備も一緒に見るのが確実です。
トールにフルモデルチェンジはありましたか?
ありません。トールは初代のみで、2016年11月から一部改良とマイナーチェンジを重ねています。次のフルモデルチェンジについて、ダイハツの公式発表はありません。
前期と後期でいちばん大きな違いは何ですか?
フロントデザインの変更と、カスタムへの電動パーキングブレーキと全車速追従ACCの採用です。カスタムを選ぶなら、後期かどうかで運転の楽さが変わります。
後期ならどの年式でも装備は同じですか?
同じではありません。2024年12月からは9インチディスプレイオーディオが全車標準になり、2026年8月31日からはオプションに戻りました。サイド・カーテンシールドエアバッグの全車標準も2026年8月31日からです。
まとめ
- トールは初代のみ。型式は2WDがM900S、4WDがM910S
- 前期と後期は2020年9月のマイナーチェンジで分かれる
- 後期はフロントデザインが変わり、カスタムに電動パーキングブレーキと全車速追従ACC
- 後期の中でも、2024年12月と2026年8月31日の改良で装備が違う
- 予算重視なら2018年11月以降の前期、運転の楽さなら後期カスタムが目安



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