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街でトールを見かけて『これって軽自動車?それとも普通車?』と迷った方は多いはずです。見た目が背の高い軽のスーパーハイトワゴンに似ているので、間違われやすいんですよね。
結論から言うと、ダイハツ トールは軽自動車ではありません。1.0Lエンジンを積んだ5ナンバーの小型乗用車です。
この記事では、軽との違いを数字で並べたうえで、トヨタ ルーミーやスバル ジャスティとの関係まで見ていきます。
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トールは軽自動車?答えは「1.0Lの普通車(小型乗用車)」
トールは、ダイハツが作るコンパクトトールワゴンです。両側スライドドアで5人乗り、ナンバーは白い5ナンバーになります。
『でも、ダイハツって軽の会社じゃないの?』と思う方もいますよね。たしかにダイハツは軽自動車のイメージが強いメーカーです。
ただ、トールは軽の枠を超える排気量とサイズを持っています。そのため、税金も車検も普通車(登録車)の扱いです。
トールは排気量0.996L(約1,000cc)、全幅1,670mmの小型乗用車です。軽自動車の上限(660cc・全幅1,480mm)を両方とも超えているので、軽にはなりません。
軽自動車と見分けるいちばん簡単な方法
見分け方はシンプルで、ナンバープレートの色を見てみてください。
軽自動車は黄色(自家用)のナンバー、トールは白いナンバーです。車検証の「自動車の種別」でも「小型」と書かれています。
「トールって軽だよね?」
「ナンバーが白いから普通車だよ。税金も軽とは違うんだ」
こんな会話になりがちなので、覚えておくと便利ですよ。
トールの排気量は何cc?エンジンは2種類
次は排気量です。トールのエンジンは、NA(自然吸気)とターボの2種類があります。
どちらも直列3気筒で、排気量は0.996Lです。cc表記にすると996ccなので、ざっくり「1,000cc」と覚えておけば大丈夫です。
| 項目 | NA(X・G・カスタムG) | ターボ(Gターボ・カスタムGターボ) |
|---|---|---|
| エンジン型式 | 1KR-FE | 1KR-VET |
| 排気量 | 0.996L(996cc) | 0.996L(996cc) |
| 最高出力 | 51kW(69PS)/6,000rpm | 72kW(98PS)/6,000rpm |
| 最大トルク | 92N・m/4,400rpm | 140N・m/2,400〜4,000rpm |
| 変速機 | CVT | CVT |
| 駆動方式 | 2WD・4WD | 2WDのみ |
数値はダイハツ公式の諸元(2026年8月31日改良後)です。
ターボのトルク140N・mは、ダイハツ公式が「1.5Lクラス相当のトルク」と説明している数字です。坂道や高速の合流が多い方は、ここが気になるところですよね。
ハイブリッドの設定はありません。燃料は無鉛レギュラーガソリンで、タンク容量は2WDが36L、4WDが38Lです。
燃費のスペックも見ておきましょう
『1.0Lなら燃費はかなり良いはず』と思う方もいますよね。カタログの数字はこうなっています。
| 仕様 | WLTC総合 | 市街地 | 郊外 | 高速 |
|---|---|---|---|---|
| NA 2WD | 18.4km/L | 15.5 | 19.7 | 19.2 |
| NA 4WD | 16.8km/L | 13.9 | 17.9 | 17.7 |
| ターボ 2WD | 16.8km/L | 12.7 | 18.4 | 18.3 |
数値はダイハツ公式のWLTCモード燃費(2026年8月31日改良後)です。
車重が1,080〜1,140kgあるので、軽自動車ほど燃費は伸びません。市街地の数字が総合より下がる点も、覚えておくと期待とのずれが減りますよ。
NAとターボのどちらを選ぶかは、トールのターボ(Gターボ)は必要かで使い方別に比べています。
軽自動車とトールのサイズ・税金を並べると
『サイズはほとんど軽と同じでしょ?』という声もよく聞きます。実際に数字で並べてみましょう。
| 項目 | 軽自動車の規格 | トール(2026年8月改良後) |
|---|---|---|
| 排気量 | 660cc以下 | 996cc |
| 全長 | 3,400mm以下 | 3,700mm(カスタム3,705mm) |
| 全幅 | 1,480mm以下 | 1,670mm |
| 全高 | 2,000mm以下 | 1,735mm |
| 乗車定員 | 4名以下 | 5名 |
| ナンバー | 黄色(自家用) | 白(5ナンバー) |
| 自動車税(種別割) | 軽自動車税の区分 | 年25,000円 |
トールの寸法はダイハツ公式の諸元、軽の数字は軽自動車の規格の上限です。
全長は軽より30cmほど長く、全幅は19cm広いんです。この差のおかげで、後ろの席に3人座れる5人乗りになっています。
逆に全高は1,735mmで、軽のスーパーハイトワゴンより低めです。立体駐車場の高さ制限に引っかかりにくいのは、トールのいいところですね。

税金は軽より高い。でも1.0L以下の区分でいちばん安い
自動車税(種別割)は、排気量1.0L以下の区分で年25,000円です(2019年10月以降に新規登録した自家用乗用車)。
軽自動車税よりは高くなります。ただ、普通車の中ではいちばん安い区分なんです。
重量税は、車両重量1.0t超〜1.5t以下の区分になります。トールは全グレード1,080〜1,140kgなので、ここに入ります。
「軽と同じ維持費だと思って買ったら、税金の通知を見て驚いた」とならないよう、税金と車検費用は普通車として見積もっておきましょう。
税金の内訳はトールの自動車税と重量税で詳しくまとめています。
トールのメーカーはどこ?ダイハツが本家でルーミーはOEM
ここがいちばん混乱しやすいところかもしれません。
トールを作っているのはダイハツです。そして、トヨタ ルーミーとスバル ジャスティは、トールをもとにした兄弟車(OEM)になります。
『ルーミーの方が有名だから、トヨタが本家だと思ってた』という方も多いはずです。実は逆で、ダイハツが開発・製造の本家なんです。
| 車名 | 販売するメーカー | 立場 | 型式(2WD/4WD) |
|---|---|---|---|
| トール | ダイハツ | 本家(製造元) | M900S/M910S |
| ルーミー | トヨタ | OEM(兄弟車) | M900A/M910A |
| ジャスティ | スバル | OEM(兄弟車) | 車検証で確認 |
| タンク | トヨタ | 2020年9月で販売終了 | ルーミーに統合 |
型式の末尾がSならダイハツ版、Aならトヨタ版です。車検証を見ればすぐ分かりますよ。
中身は同じ。違うのはエンブレムと売っているお店
トールとルーミーは、同じ車体で、どちらもダイハツが作っています。寸法も燃費も同じで、価格も同じグレードなら同額です。
違いは、エンブレムやグレードの名前、売っているお店(ダイハツ系かトヨタ系か)くらいです。予防安全の名前も、トールでは「スマートアシスト」と呼びます。
- 近くにあるお店がダイハツ系かトヨタ系かを確かめる
- 同じ条件で両方の見積もりを取り、値引きと下取りを比べる
- グレード名の呼び方が違うので、装備表で中身を突き合わせる
兄弟車の見分け方はトールとルーミー・ジャスティ・タンクの違いでくわしく比べています。
トールはどんな人に向いている車?特徴をまとめると
数字が分かったところで、トールの特徴を使う場面に置きかえてみましょう。
いちばんの持ち味は「小さいのに中が広い」ことです。室内高は1,355mmあり、背の高いワゴンならではの頭上のゆとりがあります。
最小回転半径は4.6m(カスタムGターボは4.7m)です。細い路地やスーパーの駐車場でも取り回しがしやすいんです。
- 5人乗れて、後ろはスライドドア
- 全長3,700mmで狭い道や駐車場に強い
- 自動車税は普通車でいちばん安い区分
- NAは高速や多人数乗車で力が足りないと感じやすい
- ハイブリッドがなく、燃費は軽や電動車に及ばない
- 税金・車検は軽自動車より高い
『軽だと4人までしか乗れないし、ミニバンは大きすぎる』という方には、ちょうどいいサイズなんです。
「軽と迷ってるんだけど、5人乗る日があるんだよね」
「それならトールがちょうど間に入るサイズだよ」
軽のスーパーハイトワゴンとの比較はトールとタント・N-BOXどっちが得かで、費用も含めて並べています。
今のトールは何年式?世代と改良の流れ
トールは2016年11月に発売されてから、フルモデルチェンジを一度もしていません。今売られているのも初代です。
その代わり、何度か改良が入っています。中古で探す方は、どの年式かで装備が違うことを知っておくと安心ですよ。
| 時期 | 主な変更 |
|---|---|
| 2016年11月 | 発売 |
| 2018年11月 | 一部改良(スマートアシストIIIへ刷新) |
| 2020年9月 | マイナーチェンジ(顔つきの変更、カスタムにACCと電動パーキングブレーキ) |
| 2024年12月 | 一部改良(9インチディスプレイオーディオとバックカメラを全車標準) |
| 2026年8月31日 | 一部改良(サイドエアバッグとカーテンシールドエアバッグを全車標準など) |
2026年8月31日の改良で、9インチディスプレイオーディオは全車標準からオプションに変わりました。いまはナビを選べるようになっています。
新型トール(フルモデルチェンジ)については、2026年10月時点でダイハツからの公式発表はありません。
年式ごとの違いはトールの前期と後期の違いで、見分け方とあわせて解説しています。
今の新車はいくら?グレードごとの価格
最後に、いくらで買えるのかも見ておきましょう。
| グレード | 2WD | 4WD |
|---|---|---|
| X | 1,830,400円 | 2,006,400円 |
| G | 1,989,900円 | 2,165,900円 |
| Gターボ | 2,117,500円 | 設定なし |
| カスタムG | 2,170,300円 | 2,346,300円 |
| カスタムGターボ | 2,313,300円 | 設定なし |
2026年8月31日改良後のメーカー希望小売価格(消費税込)です。4WDは各2WDに176,000円を足した金額で、ターボは2WDだけになります。

ここに諸費用とオプションが乗るので、実際の支払いはもう少し上がります。値引きの目安や交渉の順番はトールの値引き相場と限界額を見てみてください。
トールに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
トールへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
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よくある質問
トールは軽自動車ですか?
軽自動車ではありません。排気量996ccの5ナンバー小型乗用車で、ナンバーは白です。軽の規格(660cc以下・全幅1,480mm以下)を超えています。
トールの排気量は何ccですか?
NA・ターボとも0.996L(996cc)です。NAは69PS、ターボは98PSになります。
トールを作っているのはトヨタですか?
製造元の本家はダイハツです。トヨタ ルーミーとスバル ジャスティはトールのOEM(兄弟車)にあたります。
トールの自動車税はいくらですか?
排気量1.0L以下の区分で年25,000円です(2019年10月以降に新規登録した自家用乗用車)。軽自動車よりは高くなります。
トールにハイブリッドはありますか?
ありません。エンジンは1.0LのNAとターボの2種類で、どちらもCVTです。
まとめ
- トールは軽自動車ではなく、996ccの5ナンバー小型乗用車
- 全幅1,670mm・5人乗りで、軽の規格を超えている
- 自動車税は年25,000円で、普通車でいちばん安い区分
- 本家はダイハツで、ルーミー・ジャスティはOEMの兄弟車
- 世代は2016年11月発売の初代のみ。新型の公式発表はない
トールの良い点と気になる点は、トールの口コミ・評判まとめでよく聞く声を交えてまとめています。買う前に弱点も知っておきたい方はトールを買って後悔する人の共通点もあわせてどうぞ。



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